入れ歯の洗浄方法
入れ歯は毎日使うことで表面に細かい傷が出来ます。
そこに汚れや細菌が侵入してきます。
長時間お口の中に入れていることもあり、手入れを怠ると雑菌の温床となります。
その結果、虫歯や歯周病を悪化させたり肺炎のリスクも高くなります。
増えた雑菌は歯ブラシなどで磨いただけで落とすことはできません。
入れ歯に合ったお手入れをすることで汚れを落とし除菌することが出来ます。
今回は入れ歯の洗浄方法についてお話していきます。
【使うもの】
・入れ歯専用ブラシ
・入れ歯洗浄剤
・洗浄用のカップ(コップやお茶碗でもOK)
以上の道具を用意してください。
【洗浄方法】
①水洗い
入れ歯をはずして流水下でぬめりをとるように専用ブラシで洗います。
ブラシはやさしくあててください。
部分入れ歯は複雑な形をしていて汚れがつきやすいので、金具の部分までキレイにしましょう。
注意として熱湯（６０度以上）で洗わないことと、歯磨き粉は使用しないでください。
熱湯で洗ってしまうと変形の元になります。
歯磨き粉の中には、研磨剤が入っているものもあるので入れ歯を傷つけてしまいます。
②洗浄剤
洗浄用のカップに新しい水を入れ、洗浄剤を溶かします。
そこに入れ歯を15分浸けます。
洗浄が終わったら、入れ歯を流水下で洗います。
洗浄に使った容器も一緒に洗ってください。
このように入れ歯をキレイにしてお口の中を清潔に保ちましょう！
★洗浄とは別に食事をした後は必ず外して、入れ歯についている食べ物を洗い流すようにしてください。
入れ歯やお口の中で気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
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