最新!歯科疾患実態調査からわかる歯の健康
令和4年度歯科疾患実態調査が発表されました。
5年毎に厚生労働省が調査する歯やお口の健康状態を調べるものです。
今回はコロナ渦でステイホームをしたことによる変化も見ていきます。

【調査対象者数が過去最低】
前回(平成28年)と比較して6割減少!
コロナ渦で歯科医院の受診を控える人が多かったことも影響していると考えられます。
皆さんは定期的に受診していましたか?
【毎日歯を磨く人の割合は過去最高】
97.4%の人が毎日歯を磨き、そのうち2回以上磨く人は79.2%とこちらも過去最高でした。
毎食後歯磨きをすることが推奨されていますので、食後はすぐに磨いてほしいです。
【虫歯を有する人の割合が増加】
毎回10代の虫歯を有する人の割合が減少していましたが、今回は10~14歳の割合が19.7%から31.7%に増加しました。
ステイホームの影響で虫歯が増えたと言われていましたが、調査結果でもはっきり認められました。
【8020達成者の割合は変化なし】
前回(平成28年)と同様に80歳で20本以上歯を有する人の割合は約50%でした。
高齢者に関しては大きな変化はみられませんでした。
皆さんは何本歯がありますか?検診の時に確認してみてください。
【フロスや歯間ブラシを使う人の割合】
男性39.9%、女性60.1%で、どの年齢層もおおむね女性の割合が高いです。
歯科検診受診率や8020達成者も女性の割合が高く、歯の健康への意識が高いことがわかります。
【歯周病を有する人の割合は増加傾向】
前回(平成28年)、前々回(平成23年)と比較して、各年齢層ともに徐々に増加傾向です。
歯を多く残せるようになっていますが、健康に残せているかは別なようです。若いからと言って安心はできません。
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簡単に調査結果をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。
こういう調査があったんだ!とびっくりした方もいらっしゃるかもしれません。
内容に多少の差はありますが調査自体は昭和32年から続いています。
詳細な結果は厚生労働省のホームページで見ることができます。
ご興味がある方はぜひご覧になってください。
年単位の調査をすることで、いろいろな情報が得られます。
これらの結果をもとに健康なお口づくりをしていく手助けになればと思います。

当院では治療だけではなく予防歯科に力を入れています。
健康な歯を1本でも多く残せるようにスタッフ一同サポートをしていきます。
少しでも気になることや悩みなどがありましたらお気軽にご相談ください。
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