舌がピリピリする

舌がピリピリ、ヒリヒリと痛いことはありませんか?

鏡で見てもケガをしている感じもしないのに何でだろう?と
悩んでいませんか?

舌の痛みの原因は多岐にわたります。

一つひとつ見ていきましょう。

                      

【傷による痛み】

舌の表面は凹凸が多いため小さい傷は目で見てもよくわかないことがあります。

食事中に擦れてしまったり、舌を噛んでしまったなど、舌の粘膜は弱いので傷がとてもつきやすいです。

基本的に傷の場合は1~2週間ほどで痛みは治まってきます。

ただし、お口の中が不衛生だと治りが悪く、口内炎などになって痛みが長引くこともあります。

洗口や歯磨きで口の中をキレイに保つようにしてください。

また、合わない入れ歯を入れている、詰め物が取れたままの歯があるなど、舌に傷がつく原因がある場合は早めに治療を受けてください。

傷が長期化すると癌を誘発することがあります。

                  

【乾燥による痛み】

お口の中は常に唾液で潤っています。

唾液で十分潤っているから食事をしたり話をすることがスムーズにできるのです。

口で呼吸していたり、唾液の量が減少すると口の中はすぐに乾燥してしまいます。

乾燥したまま食事や話をすると舌の粘膜は突っ張りやすく、歯に引っ掛かったり、食べ物などで傷もつきやすく痛みが伴いやすいです。

乾燥状態を改善すれば、舌の痛みも改善していきます。

鼻で呼吸することを意識する、水などで湿らせてから食事をする、保湿剤を使って乾燥させないなど対処方法がいろいろあります。

唾液の量は年齢とともに減少しますし、飲んでいるお薬の副作用で減ることもあります。

気になる方はかかりつけの先生に相談してください。

                    

【全身疾患による痛み】

貧血や栄養不足などによって舌の痛みや味覚障害を伴うものや、カンジダやヘルペスなどの感染によって舌にも痛みが出ることがあります。

舌の痛みには対処療法をしますが、原因の病気を治療することが大切です。

                  

【舌痛症】

舌に傷もなく、原因となる病気などもないけれど舌の痛みが何か月も続いている場合、舌痛症と判断します。

原因が不明で多くは心因性(ストレス)で発症すると言われています。

明確な原因がないため、根本的な治療はできません。

ストレスの原因の改善や、痛みを抑える薬を使い経過をみていくことになります。

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舌の痛みが出る理由はいろいろあります。

放置すると大変なことになることも…。

気になることがありましたら、かかりつけの歯医者にかかるようにしてください。

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ついき歯科 (genifix.jp)

電話番号:058-325-8383

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