歯ぎしりの怖さを知ってほしい
こんにちは。
ついき歯科院長の立木です。
皆さん、自分は歯ぎしりをしていると思いますか?
私はしています。
小学生の頃からしているよと言われてますので
かれこれ30年くらいになります。
自覚したのは大学生になってから。
ある朝、頬と歯が尋常ではない痛みで目が覚めました。
あまりの痛さで何がおきているのかわからず…。
指で歯を少し触るだけで飛び上がるほどの痛みです。
10分もしないうちに治まりましたが、今でも忘れられない出来事です。
それから1週間、痛みはまったく出ませんでした。
しかし鏡で見たら、歯が欠けている!
それまで虫歯は1本も出来ず治療をしたことも無いのに。
大学の講義で習ったことが頭に浮かんできて
これが歯ぎしり(ブラキシズム)か!
このままだと歯が割れ続ける…。
ショックを受けて、その日の内にマウスピースを作りに行きました。
それから現在まで夜寝るときは必ずマウスピースをつけています。
歯が欠けたりすることはなくなりました。
🍀🍀🍀
さて、ここから本題です。 歯ぎしりは歯や顎が痛くなるだけの病気ではありません。
力がかかりすぎると歯は欠けたり擦り減ったり、 ヒビが入ります。
冷たいものでしみやすくなり、 そこから虫歯にもなりやすいです。 最悪、歯の神経(歯髄)を取らなくてはいけません。
また、歯を支えている骨は過剰な力を受けて溶けます。 つまり歯周病の進行が加速しやすいのです。
歯ぎしりは口の中に起きる病気を著しく悪化させるのです。
🍀🍀🍀
歯ぎしりが遺伝するのかわかりませんが
同年代の姉妹にも、歯ぎしりがあります。
10年以上前からマウスピースを作ることはすすめてましたが
忙しさもあってかそのままに。
結果、私と姉妹の口の中は歴然とした差が生まれました。
成人するまで虫歯がなかったのは姉妹全員同じです。
しかし、現時点で私は小さい虫歯を1本治しただけですが 姉妹は歯の神経を数本取り多数の虫歯治療、1本歯を失い、 歯周病も進行している状況です。
もちろん歯磨きの仕方などの要因もありますが 過剰な力がかかっていなければ 、歯の神経を取るまではいかなかったと思います。
🍀🍀🍀
歯ぎしりは自覚症状がないことが多いです。 手遅れになる前に、マウスピースをつけるなど 治療が必要です。
最後にもう一度 皆さん、自分は歯ぎしりをしていると思いますか?
🍀🍀🍀
歯ぎしり用マウスピースは保険適用です。
(3割負担で約6,000円程度)
気になる方はお早めにご相談ください。
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