煙が出ない?禁煙できる!? …ちょっと待って‼「新型タバコ」の危険性
「新型タバコ」と呼ばれるものに「電子タバコ」と「加熱式タバコ」があります。
どちらも火を使わず、専用の電気器具を使って発生させた蒸気を吸うものです。
タバコ特有の煙は出ませんが、本当に従来のタバコより健康的で安全なのでしょうか。

【電子タバコとは?】
専用のカートリッジに入った液体を電気加熱して霧状にし、吸引するタバコ類似品です。
国内製の電子タバコにはニコチンは含まないとされていますが、毒性のある重金属やホルムアルデヒドなどの発がん性物質が多数含まれています。
海外製にはニコチンも含まれます。
その他、人体にどのような影響があるかわからない物質が含まれます。
例) ドクターベイプ
【加熱式タバコとは?】
葉タバコを直接加熱してニコチンを含む蒸気を吸うタイプと、有機溶剤を熱して発生した蒸気をタバコ粉末に通してタバコ成分を吸引するタイプになります。
火を使わないタバコ製品です。
タール(ヤニ)の検出量は少ないですが、ニコチンの量は従来のタバコと同等以上です。
加熱式タバコから出る蒸気は広範囲に拡散するため、受動喫煙の影響は大きいと言われています。
例) アイコス、グロー、プルームテック
新型タバコの中で特に加熱式タバコのアイコスなどが日本で普及しています。
驚くことにアイコスの世界販売シェアの60~70%は日本が占めています。
煙が出ないことから屋内禁煙の対象外と一部で考えられていますが、新型タバコから出る蒸気は喫煙者が吐き出してから約数秒で3m離れた人にまで到達していることがわかっており、従来のタバコと同様の禁煙対策が必要です。
また、新型タバコが開発販売されてからの年数は短く、含まれる化学物質が人体に与える影響の研究や治験などが不十分で分かっていないことが多いです。
商品によっては従来タバコより多い有害物質を含むと言われています。
禁煙のために新型タバコへ移行する人もいますが、ニコチンの摂取量に大きな違いはなく、受動喫煙の悪影響などをみても従来のタバコを吸っている場合と差はありません。
SNSで取り上げられることが多くなった水タバコ(シーシャ)も同様の害があります。
その認識が薄く若年層の喫煙が目立つようになっています。

世界的にみても近年は禁煙傾向で、日本の喫煙率は約20%世界第89位と喫煙率は少なく感じるかもしれませんが、成人の5人に1人は吸っていることになります。
傾向として女性の喫煙率の増加や、初めて喫煙する年齢層の低下が見られます。
禁煙が難しいのはニコチン依存症という病気になってしまうからです。
これは一度なってしまうと完治することはなく、生涯病気と戦うことになります。
そのため禁煙をするには必ず医療機関を受診して正しい禁煙治療を受けないといけません。
そもそも、どんなタイプのタバコも吸い始めないことが大切です。
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