歯科における睡眠時無呼吸症候群の治療

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。

主な治療は耳鼻咽喉科で行うCPAP療法と、歯科で行うスプリント療法(軽度の睡眠時無呼吸症候群の場合)です。

耳鼻咽喉科での診断を受け、紹介状を持ってきていただくことで保険適用で治療を受けることができます。

🌸治療の流れ🌸

耳鼻咽喉科での検査・診断

歯科での口腔内診査・レントゲン写真検査

スプリント(マウスピース)の型どり

スプリントの調整・位置決め

耳鼻咽喉科でスプリント装着時の検査

必要に応じて歯科でスプリント調整

スプリントは上下の歯に薄い透明なマウスピースを装着し、下の顎を前に出した状態で固定します。

下の顎が落ちて気道を塞がないようにする目的で行います。


夜間のいびきがある、日中の眠気が強いなど気になることが少しでもありましたら、受診をおすすめします。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

🍀🍀🍀🍀🍀

歯の本数が少ない、重度の歯周病、顎関節症がある場合、スプリント療法が出来ないことがあります。

また、効果は個人差が大きく、スプリント療法で改善が見られない場合もあります。