子どもの「歯磨きイヤイヤ」に悩まされる割合は8割!どうしたらいいの?
雪印ビーンスタークが5歳以下の子どもを持つ親に実施した「お子様のオーラルケアに関する意識調査」によると、お子さんの虫歯について約9割の親が気をつけて予防を重視している結果が出ています。
気をつけている親が多い一方でお子さんが歯磨きを嫌がる「歯磨きイヤイヤ」に悩まされている割合は8割弱!

親の心子知らずとはよく言ったものですが、毎日のことなので大変ですよね。
そんな状態は打破するため、前向きに歯磨きをしてもらうための効果的な工夫を見ていきましょう。
【口の中を触られることに慣れる】
どんな人でもいきなり口の中に物が入ってきたらびっくりしますし、嫌な気持ちになりますよね。
大人は何が入っているか見たらわかるけど、赤ちゃんには理解することが難しいです。
特に年齢が幼いほど口の中は敏感なので、歯磨きの前に口の中を触られることに慣れてもらう必要があります。
指にガーゼを巻いて頬や唇など優しくポンポン触ったりしながら少しずつ口の中を触っていきます。
歯ぐきをマッサージしたり、おしゃぶりさせたりして口の中に物が入ってきても大丈夫なんだと安心させていきます。
その後、赤ちゃん用の歯ブラシを自分で持たせて自由にお口の中に入れてもらいます。
この時きちんと歯が磨けているかは問題ではありません。
口に入れて歯ブラシを動かせることができたらたくさん褒めてあげてください。
歯磨きをするとパパママがすごく喜んでくれるということを見せてあげるのも大切です。
※お子さんが歯ブラシを使う際は、必ず目を離さず事故が起きないよう注意してください。

【歯磨きが楽しいと思ってもらう】
歯磨きをしないとダメと思うと反抗したくなるお子さんが多いです。
歯磨きをしたい!歯磨きが楽しい!と思ってもらうことが必要です。
まずはパパママをはじめ一緒に暮らす周りの人が率先して歯磨きをする姿を見せてください。
歯磨きをする子ども向けの動画を流しながら磨くのもいいと思います。
周りの人が楽しそうに歯磨きをしているなら、自分もやりたいと歯ブラシを持ってくれるような流れになれば、その後の仕上げ磨きもスムーズに進みます。
さらに楽しくなるように
「歯ブラシは好きなキャラクターにする」
「歯磨き粉は好きな味が選べるようにする」
「大好きな音楽・映像をかける」
「歯磨きができたらシールを貼る」など
お子さんに合わせた工夫を追加してみてはいかがでしょう。
ちなみに、ぬいぐるみを使ってパパママのように仕上げ磨きをさせてあげることで歯磨きが好きになってくれることもありました。

【歯磨きの大切さを知ってもらう】
歯磨きで虫歯予防をすることの大切さは大人ならみんな知っています。
でもお子さんは知っていないことが多いです。
小さい子どもだから理解できないだろうと説明をはぶいてしまうことがあるからです。
知らないままでは、パパママがなんで歯磨きをしなさいって怒るのかわからないから余計に歯磨きを嫌がるようになってしまいます。
小さなお子さんにもわかりやすくまとめた絵本や動画などを使って、楽しく歯磨きの大切さを知ってもらうことがとても重要です。
当院では無料で絵本が読めるコンテンツなどをご紹介しています。ぜひご利用ください。
親子で学ぶ歯の絵本 一覧|「はいく」親子で学べる歯の教育コンテンツ
【定期検診を受ける】
小さな頃から歯医者さんに行って虫歯がないかチェックしてもらい、歯磨きの練習をしたり、歯磨きがきちんとできていることを褒めてもらうという習慣は、お子さんにとって宝物になります。
かわいいお子さんもいつかは親元から離れていきます。
パパママに言われないから歯磨きをしない、歯医者に行かないでは、せっかく虫歯にならないように頑張ったお子さんの歯はどうなってしまうでしょうか?
お子さんが大人になっても「前向きに歯磨きをする」ということを忘れずにいられるように、家族みんなで定期検診を受けていただくことを推奨しています。

毎日の歯磨きに奮闘されているかと思いますが、お子さんが少しでも歯磨きを好きになっていただけることを願っています。
当院では、お子さんの歯医者さんデビューを応援しています。
不安や気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
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